ガンバレ　あやか ダラスには小学５年になるあやかと同年代の日本人プレーヤーがいなく、テニスに関する日米の情報を日本語で色々教えてくださ～い。 http://kids-tennis.com/report/little_mo.htmlにあやかのReportがあります。こちらを覧下さい。

その後、

あやかもしっかりと打ち合い４－５としました。
まだ勝ちは見えませんが、手元で小さくガッツポーズの私。



ベンチに戻りブレイクの間、


私「あやかはどうするかなぁ～、次のゲーム？」と
家内「どうするかなぁ？？」

二人で外から見守るしかありません。


２セット目、第１０ゲーム。

なんと、あやか打ち合って、打ち合って、その勢いで走りこみました。

えぇ～、私はビックリ。
落とせないゲームのところで、果敢に走りこみました。

無茶苦茶、アグレッシブな作戦に出ました。

バシィと強烈にボレーを決めます。
この緊迫した中で強烈にボレーを決めたとき、鳥肌が立ちました。


次のポイントも打ち合ってから、また走ります。
次は相手に思い切り打ち返され、完全に抜かれました。


でもあやか、攻めます。
走りこみ、決め、抜かれ、取られてマッチポイントです。

このゲームが始まる前に、少しはなれて見ていたワイルアカデミーのＯさんが近づいてきて一言、二言

「この逆境であのプレーが出来るってことは良いことですねぇ～」と感心。

実は前日、あやかとワイルのＯさんは話をしており、こういう場面でどう対処するのがいいのかと話をしていたと。


どうしても人間は、守りに入りたくなるところ。
そこでどういう行動が出来るか。それが将来、大きくなるか
小さくまとまるかの違いだと。


あやかは、この試合あと１セットでゲームという状況から
自分自身を打破する為に、走りこみ、前で決めることを実行。

なんと、マッチポイントを取られた最後のポイントも、走りこみました。


ここまでアグレッシブに攻撃するあやか初めてです。


ですが、この勢いで、いつも冷静にショットを打ってくる相手のボールと気持ちに微妙な狂いが生じてきていたと思います。


まさに、かけひきでした。


相手のマッチポイントも走り込み、決め、デュースから何度かアドを繰り返し、最後はあやかが２ポイント続けて決め、５－５としました。

私たちは大きなため息。
首の皮がつながりました。。。。。


すると、やはり今のゲームが、流れを左右。
その後の２ゲームも打ち合いますが、あやかが取りきって７－５でマッチポイントをしのぎました。


ここは色んな試合が過去にありましたが、最大の山場でした。


いつも私が、言い続けている「攻撃は最大の防御」

実践で見事にやりました。！！！
10分のブレイクの後、３セット目に突入です。